出展作家の田中和人さんとマイアミ君によるパフォーマンス「出会い」。
カンディンスキーの肖像写真や絵画作品が随所にモンタージュされた映像が、シェーンベルクの音楽とともに壁面に投影され、始まる。
映像が終わるとステージがライトアップされ、マイアミ君と田中和人さんによる朗読劇に移る。カンディンスキーやシェーンベルク、あるいはどこかの教授様にさしあてた(ほとんど)一方通行の手紙を朗読するという内容。写真はマイアミ君。
田中和人さんは自身の連作「モダンアートのゴースト」が貼られた壁の端に終始座ったまま。
ステージの光を受ける八木良太さんの「CD(Black)」。
この写真を撮影していた時、マイアミ君が朗唱する以下のような言葉に耳が惹きつけられた。
「いたるところで、新しい芸術家達が挨拶をおくり合う。
分かり合うためには、まなざしと握手で充分だ。」
このフレーズは、会場に集う人々とともに唱和し、何度も反復された。
そしてこの日(12月16日)146歳の誕生日を迎えたカンディンスキーを祝うケーキが振る舞われ、パーティへ。
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◆「アブストラと12人の芸術家」展 11/11~12/16
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