大地が育んだ樹木との交わりによって召喚されたのは、なんとも不思議な神様たち。一神教ですらない、神なき宗教としての資本主義が暴威をふるう世界の危機に、異議を唱えるために集まったのであろう。
"デモムシ" 鳴き声は「ゲンパツイラナイ・・・」。"背中草原" 心優しき草原の守り神。
ガスコンロの魚焼きグリルの中でくつろぐ"さかなもどき"。くつろぎを妨げられると威嚇してくるらしい。
妖精のような妖怪のような、ひょうきんな神様たちにまざって普通のネコが一匹。
なるほど、ネコは存在それ自体が妖精のようなものである。
ネコが遊ぶとき、人間が設えたモノやコト、あるいは想定された価値や目的などいとも簡単に越境したり、転位したり、無力化したりする。
◆ギャラリーメゾンダール 5/16~5/26 12:00-19:00(最終日は16:00まで)
ギャラリーあしやシューレでの個展(2012.6)の様子はこちら↓
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2012/06/blog-post_24.html
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