2018年1月31日水曜日

京谷裕彰「詩、そして形而上学。(上)」(『現代詩手帖』2018年2月号「【特集】21世紀の批評のために」) 

『現代詩手帖』2月号に「詩、そして形而上学。(上)」と題して論考というか、詩的哲学的アジテーション的エッセイを寄稿しております。(上)では政治と美学をめぐる形而上学的な問題系として、〈ポテンティア/力能〉と〈ポテスタス/権力〉、〈崇高〉について論じました。個別に扱われると頭を切り換えてしまいがちな話なので、統合的かつ分裂的に俯瞰する視座を探っています。
詩のみならず、美術やその他の芸術にたずさわる人々との交わりの中で考えてきた(感じたり思ったり考えたりしてもなかなか言葉にしにくい)大事なテーマですので、知的な愉しみのためではなく実践を想定して書きました。
表現すること、表現されたものを享受すること、そして生きること、すべてに関わるものとして。



◆思潮社刊 定価1280円(本体1185円)
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_2004.html

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