2010年10月7日木曜日

noil noir 「蓮 ~れん~」 於、おふさ観音 (橿原エリア) 


地底と地上
虚構と現実
あの世とこの世


蓮は出来事を結びつけることのできる花




(斜字体は作家によるキャプションからの引用)







向かって右手が東、左手が西。展示は左右(東西)対称になっています。




東側。



西側。




祭壇の中にもオブジェが・・・。





祭壇右手の床の間。

写真は枯れ蓮???


東側(右)の供物台には毛沢東の選集。

その奥には胎蔵界曼陀羅。
胎蔵界とは母親が胎内で子どもを慈しみ育てるように、仏の慈しみに包まれた世界。蓮の花が表象する。


西側(左)の供物台には『錬鉄の手引き』、そして僕の愛読書でもあるミルトンの『失楽園』。

John Milton"Paradise Lost"

その奥には金剛界曼陀羅。
金剛界とは煩悩をうち破る、ダイヤモンド(金剛石)のように堅固な真理が広がる世界。



胎蔵界と毛沢東、金剛界とミルトン・・・。
noil noirさんが表現しようとするものとは・・・。


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