年若い友人たちが作品を発表するというので覗いてみたら、展示密度の高さ、充満するエネルギーに圧倒されっぱなし・・・。細分化された様々な専攻科の実践的教育水準の高さにも驚かされました。
印象的なものをいくつか。
ゴヤの名画「我が子を喰らうサトゥルヌス」になぞらえ、「我が身の分身」かもしれないおにぎりを喰らう伊東恭子さんの自画像。ミヤザキミホさんの作品。熊のぬいぐるみのような、それでいてどこか官能的なモコモコ。
藤原かなさんの作品。緻密な筆致と画面構成も魅力的ですが、色遣いによって温度の違いや印象の鮮度が描き分けられているところに感心しました。
退廃的なにおいがする下田直道さんの写真集。
中身はこのような感じ。モデルさんはすべてフィギュアでした。
絵本専攻のコーナーでは藤長梨紗さんの卒業制作に強く惹かれました。絵も文も装幀も、美事です。
『ジェームズ、海に行こう』。
個人的にもっとも気に入ったのは、濵田佳子さんのカエル。
オタマジャクシだったころの尻尾が残っていてかわいい。
◆3/8~3/10 堂島リバーフォーラム
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。