浴室の壁画を描く権田直博さんの、空き地を全部使ったインスタレーション。
この暖簾をくぐると・・・
櫓が出現! 最下層には湯船があり、足湯を体験できる。二層目には足の欠けたちゃぶ台(昭和戦前期~戦後期ごろ?)がつり下げられ、その上には蝋製の食品サンプルが器からこぼれて並ぶ(ご飯、サラダ、寿司など)。三層目には盆栽と洗濯物、最上層にはなぜか炊飯器が置かれ、会場番号のフラッグと「風呂」という看板文字が風に揺れる。
この櫓は権田さんから設計図を託された地元の大工職人、長岩正一さん(83歳)が建立した。
おなじみ山中湖から見た富士山は、シュルレアリスム的テイストで空き地の北側隣家の壁に掛かる。
山中湖・・・ではなく、水溜まりに映える逆さ冨士。
その畔りではインディペンデントキュレーターの山中俊広さんがコンクリートブロックに腰かけ鑑賞しているが、狙ったわけではない。くすしき偶然である。
見っけ!このはな2012
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。