小さいということ。なにかを入れる、入れ物であるということ。いつかの時代、どこかの地域の模様が、作家の意識に触れ、再編され図案化されているということ。
"小箱の中には忘れられぬ物、われわれにとってわすれがたい物、だがわれわれが宝を送るひとびとにとってもわすれがたい物がはいっている。過去と現在と未来とがそこに凝縮している。こうして小箱は太古の記憶となるのだ。"
ガストン・バシュラール『空間の詩学』(岩村行雄訳,ちくま学芸文庫)より
◆GALLARY E.R.I. 10/30~11/11
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