2012年11月2日金曜日

小野サボコさんが叩きだす世界の形 (HANARART2012/郡山城下町・菊寿亭)

 アルミニウムを支持体に、叩くことで描画した作品群。


天円地方を象った宇宙観の表象とされる、方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)の形をベースに、東南アジア風の装飾文様を複雑に組み合わせた作品。方格規矩鏡は中国後漢・三国時代に盛行し、日本では弥生時代の甕棺墓や初期・前期古墳に副葬されたことで知られる。

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