亰雜物的野乘
きょうざつぶつてきやじょう。 詩と美術。 批評など。
2012年11月2日金曜日
奈澄和(なずな)の書 (HANARART2012/田原本・津島神社)
「青いお空の色してる
小さい花よ、よくお聴き
・・・」
音、空気、時間を墨に載せて筆を運ぶ奈澄和さんの新作は、金子みすゞ「空いろの花」を筆写した屏風。
詩文の背後、「染」の字との重なりの妙味に惹かれる。
色という情報を消去することでしか立ち現れない、ゆたかな色彩がここにはある。
沈みゆく満月を思わせる丸い支持体の一枚一枚に書かれているのは、「あ」。
http://hanarart.main.jp/
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