「逃げていく蝶々」と題されたリトグラフ。
箱から浮き上がるように並べられた蝶は、同じ版でトレーシングペーパーに刷ったもの。
魂、死、再生、復活、不死、愛、うつろい、軽率、気楽さ、はかなさ、など様々なイメージを表すシンボルとして使われてきた蝶をモチーフにした版画が印象的な今城理江(いまじょうまさえ)さん。
どの作品も夢からインスパイアされたものだそう。
それゆえに、作家本人にも読み解けない意味を包み込んでいることを思わせる。
夢を記述するとは、現実と非現実との架け橋を渡ることにほかならない。
◆番画廊 6/11~6/16
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