2011年5月20日金曜日

追伸

本来ならば今日付で発行されるはずだった『紫陽』24号が遅れています。
編集作業を着手したばかりのところで止まっており、引っ越し後環境が整ってからの作業再開となります。寄稿者・読者の皆さまにはご迷惑をお掛けしておりますが、7月中の発行を目指しておりますので、お待ちくださいますようお願いいたします。

明日、奈良を発ちます

大学に入学したとき初めてこの町に下り立ってから、この春でちょうど20年。この町の住人として暮らすようになって、それからまた10年経ちました。
これまでの人生の半分以上、本当に長い長い時間をここで過ごしたことになります。

奈良でお世話になったみなさん、ほんとうにありがとうございました。

2011年5月15日日曜日

コシアカツバメ

今年もコシアカツバメが帰ってきました。
昨年、URの差し金に巣を落とされてしまったのですが、ここで生まれ巣立っていったツバメがまた同じ場所に巣を作っています。いくら家を壊されてもへこたれない、この勁さは見習いたいもの。
もちろん、巣を落とした業者には厳しく警告しておきました。


5/11の写真


色彩がとても美しい。

今日(5/15)はこんな感じ。ほぼ完成ですね。


ツバメは放射性物質に極めて弱いそうです。
これからもツバメたちが安心して営巣できる環境を維持することができるのか・・・、

2011年5月7日土曜日

古書の処分

来る日も来る日も引っ越しの準備に明け暮れています。
そんな中、先週は本を大量に売却しました。600冊くらいになるでしょうか。まだインターネットがなかった頃、京都・大阪・神戸・姫路・奈良と足で探したものばかり。
年金も払わず空腹に耐え、遊びの誘いも断って買い集めた本を売るというのは、自らの心身を切り裂くような苦しみを伴うもので、整理している間ずっと涙が止まりませんでしたが、一週間経って徐々に癒えてきました。
あの本たちは自らの思想の血肉となっているのだと。
売却先は奈良市旧市街にある某古書店。売却価格は予想した範囲内ではあるものの、その最低額くらいでしたが、本が売れない厳しい事情にあっても最大限に頑張ってくれたと思います。奈良の文化を支える若い古書店主なので、本たちを快く送り出すことができました。
必要とする人の元へ、届きますように。

1ヶ月あまり前の書斎のスナップ。売ったのは主にこちらのサイド。

反対側の壁は哲学・現代思想、社会科学が中心なので、こちらはほとんど持っていきます。





売り物にならない不要な文芸雑誌や資料や漫画などはもう1000冊以上古紙として捨てました。
毎週金曜朝の古紙回収日に捨てる、ナイロン紐で括った束はこの1ヶ月で130を超え・・・。
よくぞここまで蓄積したものだと・・・。ほとんどゴミ屋敷・・・。

今後はモノを溜め込まず、シンプルに暮らしたいと思います。