来る日も来る日も引っ越しの準備に明け暮れています。
そんな中、先週は本を大量に売却しました。600冊くらいになるでしょうか。まだインターネットがなかった頃、京都・大阪・神戸・姫路・奈良と足で探したものばかり。
年金も払わず空腹に耐え、遊びの誘いも断って買い集めた本を売るというのは、自らの心身を切り裂くような苦しみを伴うもので、整理している間ずっと涙が止まりませんでしたが、一週間経って徐々に癒えてきました。
あの本たちは自らの思想の血肉となっているのだと。
売却先は奈良市旧市街にある某古書店。売却価格は予想した範囲内ではあるものの、その最低額くらいでしたが、本が売れない厳しい事情にあっても最大限に頑張ってくれたと思います。奈良の文化を支える若い古書店主なので、本たちを快く送り出すことができました。
必要とする人の元へ、届きますように。
1ヶ月あまり前の書斎のスナップ。売ったのは主にこちらのサイド。
反対側の壁は哲学・現代思想、社会科学が中心なので、こちらはほとんど持っていきます。
売り物にならない不要な文芸雑誌や資料や漫画などはもう1000冊以上古紙として捨てました。
毎週金曜朝の古紙回収日に捨てる、ナイロン紐で括った束はこの1ヶ月で130を超え・・・。
よくぞここまで蓄積したものだと・・・。ほとんどゴミ屋敷・・・。
今後はモノを溜め込まず、シンプルに暮らしたいと思います。
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