2013年4月20日土曜日

『きりん』の詩から (その2)

「おなら」  光山良子 8歳

わたしが おとなだったら
かんごふさんになって
おなら ばっかり こきます
びょうにんを しんさつしているときも
おならをこきます
かんじゃさんが がまんしてたら
もっと もっと
おならをこきます
けっこんしても おならをこきます
わたしのうんだ子どもにも
おならを こかします
うれしいときも
おならをこきます
おめでたいときも
おならをこいて おいわいします
わたしがいいことをして しぬと
みんな おはかにきて
ほめてくれるでしょう
そのときも
おならをこいて
みんなをおどかします
かみさまにおこられても
ぷーぷーとおならをこいて
ごまかしておきます



※竹中郁・井上靖が主宰し浮田要三さん(具体美術協会)が編集主幹をつとめた児童詩誌『きりん』が初出(掲載号は不明)。灰谷健次郎編『せんせいけらいになれ』(1965,理論社)や『しりたいねん』(石川文洋写真,1997,倫書房)に収録。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。