自らの身体組織の一部を素材にアクセサリーを製作するKatie Funnellさん、
バイオモルフィックな形象をオートマティックに構想しながら驚異的な精度で細密に描画するマリアーネさん、
他者との交わりのなかで生じた廃物を美しい花輪に仕上げる池内美絵さん、
人形の衣服をひたすら切り刻む様子を映像に収めた春名ゆまさん(下掲の写真)、
四者四様に力を秘めた作品ばかりである。
人間存在の、えも言われぬ恐ろしさを否応なしに突きつけられる思いがした。
その反面、作品とまみえる立ち位置が異なれば、痛快きわまりないと感じる人も少なくないだろう。
◆ART SPACE ZERO-ONE (大阪市北区豊崎) 2015.5.3-5.24
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