2017年3月8日水曜日

ウィリアム・モリス『民衆の芸術』(1887年)より


芸術がなかったならば、われわれは多くの時代についてほとんど何も知らないことになったであろう。歴史は、破壊を行ったがゆえに、王様や武人のことを記憶している。芸術は、創造を行ったがゆえに、民衆を記憶しているのだ。

◆ウィリアム・モリス『民衆の芸術』(中橋一夫訳、1953年、岩波文庫〈原書1887〉)


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