2013年12月11日水曜日

藤井貞和さんから頂戴した色紙 (に、したためられた問い)

「レヴィ=ストロース氏が、
マジノ線でドイツ軍の攻撃を待ち受けながら、
そのとき私は(と氏の言う)
タンポポの花の丸い球をじっと眺めて、
この対象の奇蹟とも言いえるような規則的な構造について、
因果関係や、 歴史的な偶発事や、
あるいは各部分の単なる組み合わせを並べてみても、何にも説明できない、
というふうに考えたのでした。
美とは何か?」


貞和さんから大きな宿題を頂戴しました。
ずっと考えておりますが、心の中でひとまずの回答を試みるも、言葉の手前でするりと抜けていってしまいます。
それでもまた、今日も考えているのです。

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