2014年9月3日水曜日

拙稿「交わりの重なりから夢想の回帰へ ~関西圏における二つの潮流」(『現代詩手帖』2014年7月号「【特集】詩からアートへ/アートから詩へ」)未掲載写真図版

岩名泰岳「ドローイング」(2013.10/ギャラリーあしやシューレでの個展) 

高木智広「落鳥の森」(2013.1/グループ展「溶ける魚 つづきの現実」より)
夏を迎えようとしていたある朝、家の前の道路に鮮やかな青いカワセミが落ちて死んでいた。その時、頭の中にこの鳥を帰すべき原始の森のイメージが立ち現れ、それを夢中で描いたのが落鳥の森という絵だ。まるで天からの啓示のような美しい鳥が何処からやって来たのか不思議にも思うが、私も原始の森の中に出来た街に住んでいることをこの鳥が思い出させてくれた。無意識が意識の一部であるように、人間も自然の一部なのだから、共に暮らしていけると私は信じたい。(作家ステイトメントより抜粋)

 田中秀介「越えてきた眼前」(2013.12/グループ展「夜水鏡みがかず見るよ - 死と詩 -」より)

 しまだそう「少年少女の※諸々モメロケット図鑑(カラー版)」(2011)


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掲載が叶った下の1点もモノクロ図版だったので、カラーにて。
岩名泰岳「ドローイング」(2011.10/HANARART2011




◆思潮社『現代詩手帖』2014年7月号「【特集】詩からアートへ/アートから詩へ」

建畠晢+保坂健二朗+田野倉康一
「新しい関係性のはじまりへ――イメージ・言葉・資本」
◎座談会
白川昌生+小野田賢三+住友文彦+三角みづ紀(用語解説=小野田藍)
「生きる場のリアルに寄りそうために――前橋から歩きはじめる」
◎対話
蜂飼耳+荻野夕奈「日記を書くように――新しいコラボレーションのために」
◎コラボレーションⅠ――Female times
蜂飼耳、暁方ミセイ、三角みづ紀、杉本真維子、文月悠光
Bunkamura Box Gallery「Female times Ⅲ 新たな時代を刻む、女性美術家5人展」とのコラボレーション)
◎コラボレーションⅡ――詩をアートする
横山裕一「田中庸介「嗜虐的お化け屋敷の様相」に」
富田菜摘「大岡信「なぎさの地球」に」
◎論考Ⅰ――アートの生れる場所
管啓次郎、川延安直、杉本真維子、京谷裕彰
◎論考Ⅱ――作家論
時里二郎、江尻潔、田中庸介、橘上

◎作品
北川朱実(詩歌文学館賞受賞第一作)、タケイ・リエ
◎連載詩
川田絢音(短期集中連載最終回)、岡井隆+関口涼子

◎連載
城戸朱理(「洪水の後で」最終回)、粟津則雄、近藤洋太、
金子遊、境節、青木亮人、吉田隼人
◎Theater
富岡幸一郎、谷内修三
◎月評
水島英己、榎本櫻湖
◎新人作品
森水陽一郎、照井知二、田中さとみ、橋本しおん、
山崎修平、草野理恵子、板垣憲司、小縞山いう
◎新人選評
中尾太一、中本道代

定価1280円(本体1185円)


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