「奇妙なことに・・・」という書き出しで始まる文章がある。
おれはそういうやつが大嫌いだ。だからおれは、歌うんだ。
不奇妙な果実
をぼくは一つだけ
いただくことにしよう
ラップにはつつま
ないでおくれ環境
ホルモンが心配
ぴ、きょん
ぴ、きょん
ぴ、きょん
ぴ、きょん
不奇妙な果実を
ぼくは一つだけ
いただくことにしよう
かわいそうなきみの
営業成績に梃(てこ)
入れしてあげよう
※『ラブ、アイリス、そしてライフ』(1998,私家版)より。
この詩には究極さん自身が曲をつけていて、音源は『3K sampler l.p.#1 Japan Tour2000-2005』というプリシラ・レーベルから出ている3K(究極Q太郎、カワグチタケシ、小森岳史によるユニット)の朗読ライブCDに入っています。
そのCDはとってもお気に入りで、「ぴきょん、ぴきょぉ~~~~ん」という究極さんの歌声が耳にこびりついて幻聴のように無限反復されることがあるのですが、最近、この謎の詩の意味が少しだけ分かったような気になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。