昨日、大阪・生玉町のSoHo art galleryで開催されている擬態美術協会さんの個展に行ってきました。大橋範子さんのパフォーマンスも凄かったです。
さて、この擬態美術協会さん、飄々とした方なのですがさらりと「アンチ・レディメイド」と言っていたのがとても印象的で、ひょっとすると実はまだ誰も批評的な言説に載せたことがないような、凄いことをやっているのではないか、と思いました。もちろん簡単に言語化などできるものではないのですが、現代美術の原器といわれるマルセル・デュシャン以後定着したある種の膠着の向こう側、意味と非意味の言表を可能とする場の彼岸を志向しているような・・・。
展示作品をみていてデリダの「差延」という概念を思い出しました。
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